ロボット型とディレクトリ型
ロボット型
- 「ロボット」と呼ばれるソフトウェアでWWWページを自動的に収集し蓄積し,利用者は、そのデータの中からキーワードで検索する.
- 2000年当初で、日本のWWWサイト数が7000万サイト、10億ページほどある中で、WWWのアクセスの約3割がロボットからのものともいわれ、検索重複などもあり現在の一般のサーチエンジンでは、時間をかけても2〜3割しか探しきれていない状況にある。
- 構成
- WWWから情報を収集するソフト
- 収集データのデータベース作成ソフト
- ユーザの検索に対応するソフト
- 複数語で検索する場合,ページ内に バラバラに配置されたものも拾ってしまうため,連続してでてくるように「フレーズ指定」することなどが必要である.
ディレクトリ型
- 多数のページへのリンクを主題(ジャンル、テーマ)毎に分類して提供するサービス.
- WWWページの登録依頼に対し,運営スタッフが評価分類することで,適切なカテゴリーに分類して提供する.
- そのため検索結果の範囲は,全体のWWWのごく一部しか含まれない.
- 利用者は上の階層から、分類を選んで絞り込むだけでよく,選別された情報には容易にたどり着くことができる.