テーマ例7

地域の市民団体・特定非営利活動法人の実態、地域密着性と今後の方向性

対象 : 横浜市または横浜市都築区における市民団体・特定非営利活動法人等を対象とする。ある特定の活動を選定し、その活動に係わる市民団体・特定非営利活動法人を調査対象とする。

課題 : 横浜市で活動する市民団体・特定非営利活動法人等に関して、下記の点について詳細に調べ、活動内容、地域密着性(地域との係わり合い)、成果や課題、団体の現状と今後の展望など観点から、何らかのインテリジェンスを加えた形で調査結果をまとめ、その現状と今後必要とされる市民団体活動・NPOに関する展望について考察しなさい。

  1. 現存の市民団体・NPO情報 → 団体数、工夫している点、ビジョンや地域ミッション、収支情報等
  2. 周辺情報 → 周辺環境、地元住民・オフィス等の要請、地理情報
  3. 特定の市民団体・NPOに関する情報 → 活動内容、活動場所、団体の規模、
  4. グローバルな視点から見た活動の情報 → 市民団体・NPOの数と活動内容、国・県レベルから見たその活動の必要性・役割など
  5. 海外情報 → 海外における市民団体やNPOの活動状

進め方:

  1. 市民団体やNPOの活動について、インターネット等で簡単に調査し、どんなものがあるかをリストアップする。
  2. フィールド調査の可能性を考慮して、活動の対象をいくつか選定する。
  3. それらを総合的に検討し、各候補について、オンライン調査、フィールド調査、ライブラリ調査、放送メディア調査によって、対象のどのような部分を調査できるかを予想する。 例↓↓↓
    特定の市民団体・NPOに関する情報、周辺情報 → フィールド調査、オンライン調査
    現存の市民団体・NPO情報、グローバルな視点から見た活動の情報、海外情報 → オンライン調査、ライブラリ調査、放送メディア調査

    NPOとはなにか?を議論するための資料、参考図書の検索 →

    ライブラリ調査
  4. 各グループの興味、および各調査の現実性を考慮して、対象をいくつか選定し、優先順位をつける。
  5. フィールド調査、特にインタビュー調査、活動の視察調査(撮影の可否)が可能かどうかにより、その後の進行に影響をきたすので、優先順位に従って順次フィールド調査の「調査依頼状」により、先方に調査の可否を確認する(フィールド調査責任者の指示により、グループ全体で分担して打診)。
  6. フィールド調査が可能であれば、これをテーマとして採用する。