テーマ例9

大学の情報ネットワーク・IT管理に関する現状と今後の課題

対象 : 武蔵工業大学横浜キャンパス、世田谷キャンパス、および他大学のキャンパスを対象とする。

課題 : インターネットの発展に伴い大学の情報管理、セキュリティー対策、各研究室LAN、情報機器の配置問題など、大学における情報機器・ネットワークのあり方に関して、下記の点から詳細に調べ、大学の情報機器の現状と課題など観点から、何らかのインテリジェンスを加えた形で調査結果をまとめ、現状と今後の展望について考察しなさい。

  1. 現在の大学の情報技術の現状 → 日本の各大学におけるLANの形態、学生へのEメールアドレス割り当て等の現状、大学の提供するITサービス現状、管理者の内訳、不正アクセスの現状、IT教育の必要性と教育環境 等
  2. 大学の情報技術推移の歴史 → インターネット発展に伴う大学の技術推移、IT教育の歴史
  3. 武蔵工大横浜キャンパスの情報 → YCネットの現状、課題、各研究室のLAN配線状況等
  4. 武蔵工大世田谷キャンパスの情報 → SCネットの現状、課題
  5. 他大学に関する情報 → 情報管理組織の現状、不正アクセスの現状
  6. グローバルな視点から見た日本の大学 → 国・県レベルから見た大学のIT技術、IT教育の必要性
  7. 海外情報 → 海外における大学の現状

進め方 :

  1. 大学における情報管理活動について、インターネット等で簡単に調査し、どんな情報があるかをリストアップする。
  2. フィールド調査の可能性を考慮して、活動の対象をいくつか選定する。
  3. それらを総合的に検討し、各候補について、オンライン調査、フィールド調査、ライブラリ調査、放送メディア調査によって、対象のどのような部分を調査できるかを予想する。 例↓↓↓
    武蔵工大の情報、他大学に関する情報、周辺情報 → フィールド調査、オンライン調査
    現在の大学における情報管理、大学のセキュリティ強度等の情報 → オンライン調査、ライブラリ調査、放送メディア調査

    情報技術の発展史 情報、参考図書の検索 →

    ライブラリ調査、オンライン調査
  4. 各グループの興味、および各調査の現実性を考慮して、対象をいくつか選定し、優先順位をつける。
  5. フィールド調査、特にインタビュー調査、活動の視察調査(撮影の可否)が可能かどうかにより、その後の進行に影響をきたすので、優先順位に従って順次フィールド調査の「調査依頼状」により、先方に調査の可否を確認する(フィールド調査責任者の指示により、グループ全体で分担して打診)。
  6. フィールド調査が可能であれば、これをテーマとして採用する。