・「雰囲気」
雰囲気は学生によって変わります。ので毎年同じではありません。
ただ、わが道を行く人が非常に多いと思われます。まとめる人は大変です。
騒がしいことも事実かも知れません。
良識を外れてまでわが道を行く人はそんなにはいませんが
一度外れると、ボスの説教が待っています。
研究室のボスは怒ると非常に怖い人なので、
激しい圧力を感じることになります。ていうかこ(以下略)。
・「後藤先生」
後藤先生は、若い人です。
タイガースが激しく好きです。もちろん、学生全員がタイガースファンでなければいけないということはありません。
研究分野が広いので、いろんなことを相談してみると良いかもです。
面倒見は良いです。ですが、あまり困らせたらいけません。
忙しいので、いると思ったらいない(その逆もあり)ことが多いです。
学生といっしょに活動するのが好きです。
・「コンピュータ スキル」
研究室の連絡は基本的にメールで行われますので
メールはほぼ毎日のように確認することを要求します。
Word, Excel, PowePointは普通に使います。
オレはビジネスに興味があるからコンピュータは関係ねえよ、という方は
どうも見ている現実が違うようです。
少なくともうちの研究室の方向性とは異なりますので
そういった方は他の研究室を考えた方がよいと思います。
最初から何もかもできろ、と言っているのではなく
学ぶ姿勢を見せて欲しいということです。
・「ゼミ」 ※ この場合ゼミとは、「週1or2で学年全員が集まって学ぶもの」を指します。
3年生は、統計分析と生産改革?みたいなことを勉強します。
ゼミは(基本)週1です。
基本、なのは終わらなさそうだと週2になったりするからです。
章ごとに担当者を決め、担当者が教師役になってみんなで学習します。
統計分析の本は『統計解析入門』(篠崎 信雄、サイエンス社)
生産改革?の本は『Maximizing Profit』(Walt Thrun、Productivity Pr) です。
『Maximizing Profit』は英語文献です。
4年生以上の学生や先生も出席し、適宜フォローします。
4年生のゼミは、卒業研究の進捗状況を報告・それについて議論するものです。
大体、月に1〜2回で順番が回ってきます。
院ゼミも、内容・順番ともに4年ゼミと同様です。
言っておかなくてはいけないのは、
「ゼミは言い訳をする場ではない」ということです。
・「事例研究」
事例研究は文字通り、事例を調べるもので
つまり、対象に選んだ分野の現在の状況を調べるものだと認識しています。
6月あたりまでに、事例研・卒研でやりたいテーマを選択します。
途中でテーマを変えることは可能ですが、その分時間が減るので
真剣に選んだ方が良いと思います。
人数が多いので、大抵グループでやることになるでしょう。
1人でやりたいと言っても、別に誰も止めないとは思います。
これは、上記にあるゼミでやる輪講とは別ものです。
夏・冬に中間発表を行い、最終的には事例研の報告書を出してもらいます。
事例研は卒論の足場を固めるためのものでもあるので、真面目にやっておくと後が楽です。
・「卒業研究」
事例研等で行った現状分析に基づいて
何かしら「新しい」ことを提案して研究します。
何が新しいことかは、もちろん各自が考えます。
相手を納得させる技術(論理力、コミュニケーション力)を訓練する場でもあります。
事例研でグループで研究を行っていたとしても
論文は個人で書いてもらいます。
指示は逐一出しませんので、自主性が大事です。
頻繁に大学に来て、先生や仲間と議論をするという積極性を、先生が期待しています。
・「他の研究室」
なぜだか、研究室外との共同作業が多いです。
企画が持ち込まれる度はかなり高いと思われます。
本大学のみならず、他大学や企業との共同研究もあります。
とりあえず、流されてみるという選択肢もあります。
小さくまとまりたくない人も良いかもしれません。
・「本」
研究室にはたくさんの本があります。
経営分析系、ビジネスモデル系、情報理論系、統計系、人工知能系、コンピュータ系 など
分野は多岐に渡ります。
先生・学生の趣味でどんどん増えます。
誰でも、ちゃんと返却してくれる人なら、借りられます。
・「部」
後藤研究室には大小さまざまな「部」が乱立しています。
挙げてみると、
・野球部
・サッカー部
・テニス部
・スキー/スノボ部
・将棋部
・マージャン部
・囲碁部
・地震部
・英語部
・株部
・ネパール部
・クラシック部
・読書部
などです。
設立・活動には、特に制約はまったくなく、
最低部員1名が入れば、部の設立は可能です。宣言するだけです。
活動もやってもやらなくても構いません。
単に、それをネタにしゃべれる人がいるというだけの可能性もあります。
文責:松元