Introduction to Informational Exploration


連絡事項:

 第1回目の授業でグループ分けを行います。1回目の授業を休んだ人は 速やかに担当教員に連絡してください。

 情報探索ガイドライン(土橋先生作成 pdfファイル)


 本授業では、多様な情報メディアを活用することにより、諸環境からインタラクティブに情報を発見し、収集するための技法を習得する。特にディジタルカメラ、GPS、携帯電話等のモバイル情報機器を活用したフィールド調査、インターネット上の様々な検索エンジンや電子メールを利用したオンライン調査、書籍、新聞、雑誌などの文献資料やCD-ROMを中心とするライブラリ調査、テレビやラジオなどの放送メディアを利用した情報収集の方法と、それらの効果的な連携の方法について学ぶ。履修者は自ら情報探索の課題を設定し、個人またはグループ単位で調査レポートを作成する。

講義の特徴
 自分で選んだテーマに沿って、多様な情報源のそれぞれの特質を理解しながら、問題を多面的に捉えまとめる力を身につける。

授業のキーワード
 サーチエンジン、インターネット、フィールド調査、データベース、プレゼンテーション

成績評価の方法
 出席および毎回の演習課題提出と、グループプロジェクトにおける個人分担とグループの成果に基づいて評価する。


担当教員

注意: 各教員によって、進め方、進捗管理や課題について若干の差異があります。


授業計画 (各回のリンクをクリックして内容を確認してください)

第1回 情報探索と情報ツール、プロジェクトグループ編成 ← クリック!!!!
 グループを編成して自ら情報探索のテーマを設定し、情報の探索手段をいかにして活用してゆくかを考える。

第2回  オンライン調査演習(情報検索エンジン、電子メール、電子ニュース)、放送メディア調査演習(TV、ラジオ、他)、及びテーマ選定のグループワーク  ← クリック!!!!
 インターネット上での情報検索手段の一つである検索エンジンの複数の方式について、その原理と特性の違いを学びながら、各自の設定テーマに合った利用法を考え試行する。電子メール、メーリングリスト、電子ニュースの実例を調査する中で、その特性を理解し、各自の設定テーマとの関わりを考察する。

第3回 ライブラリ調査演習(書籍、データベース、他)、フィールド調査演習  ← クリック!!!!
 具体的なグループテーマに則して、書籍、商用データベースの活用方法を学びながら、その特質を理解する。データベースは文献検索の利用に主眼を置き、検索した文献の図書館での借り出し、取り寄せ、他大学への文献複写依頼などまでを経験する。

第4回 情報整理と問題発見、フィールド調査計画立案、情報探索ツールの機能理解(ディジタルカメラ,GPS,携帯電話)などのグループワーク

第5回 オンライン調査、ライブラリ調査レポート、中間報告

第6回 グループワーク
 オンライン調査、フィールドでの予備調査における各自の情報収集の結果をまとめ、収集した情報のマッピングを行う。それによって、フィールド調査でどのようなデータを獲得する必要があるかを考察する。その上で、インタビュー調査の調査項目の検討、写真撮影の計画、観察地点の選定と観察の視点などを検討する。

対人的な情報収集であるインタビューの技法が自分の設定テーマにおいてどのように関連するかを考察する。また、フィールド取材に役立つ可能性のある情報ツールの種類と機能について、操作を通じて習得し取材構想を練る。

第7回  フィールド調査実習(1) 体験的情報収集
 実際にフィールド調査を行い、または行った結果について、グループで討議して改善を図る。

第8回  フィールド調査レポート、中間報告
 情報構造の発見・整理、プロジェクトコンセプトの具体化を行う。授業の前半を通じて明らかになった情報探索の手法と範囲をまとめるとともに、情報の欠落点や歪み偏りを議論して、以後の情報探索の方針を修整する。

第9回  グループワーク
 テーマに沿った番組コンテンツ等の収集・分析を行う中で、その情報の特質を明らかにして、グループテーマ遂行上の位置づけをグループ討議する。

第10回 調査情報の整理、プロジェクト最終目標の決定
 各種情報源の特性を活かした形で、プロジェクトの内容の骨子を固め、効果的な構成を討議する。

第11回 フィールド調査実習(2) 仮定と確証のための調査
 ここまでのグループ活動で得られまとめた情報を元に、テーマに沿ったプロジェクトとしての客観的な評価を行い、不足する点について追加調査を行う。

第12回 プロジェクト成果の中間発表

第13回 プレゼンテーション構成・表現方法の再検討
 中間発表に向けてまとめる際に明らかとなった構成。表現上の問題、情報不足についてグループで討議し、改善を図る。

第14回 プロジェクト成果の最終発表