研究室紹介

ゼミ内容


B3ゼミ

3年生後期で配属されたメンバーが最初に始めるゼミです。毎週1回のペースで、輪講を中心としたゼミを行います。
輪講とは、1冊の専門書籍を決めて、各章をみんなで分担して熟読します。自分の担当範囲について、しっかりと理解した上で、資料を準備して、他のメンバーが理解できるようにゼミ発表します。
このとき、担当者は聴講側の学生にとっての“先生”。聞いている他のゼミ生に分かり易く、全員が理解できるように説明をしなければなりません。この過程を通じ、基礎的素養を養うとともに、プレゼン能力、理解力を高めます。

B4ゼミ

4年生になると、まず解説論文と呼ばれる「研究分野を広く体系的に解説した論文」などを読み、徐々に自身の卒業研究のテーマを絞り込んでゆきます。
B4ゼミは、1月の卒論提出、2月の卒論発表に向けたマイルストーン。
毎週の発表を通じ、卒論の進捗状況を把握すると共に、先生や先輩達との議論を通じ、研究の進め方や方向性を定めていきます。各テーマの分析結果などを議論し、お互いの研究成果について意見を交わす事で、高い思考能力と幅広い知識が身についてゆきます。

院ゼミ

大学院では、専門分野でのより高い研究成果が求められます。
大学院生の一つの目標は、自分自身の専門分野の最先端を議論している学会において発表すること。学会発表は、専門分野の研究者の前で研究成果を発表し、質疑やコメントをもらうと共に、議論を交わす場です。
研究は、自分自身の“オリジナリティ”や“新規性”、“有効性”などが求められますから、これらの点を明確にするための論理力やプレゼン能力も求められます。
このような研究成果を生むために、M1以上のゼミを週1回開催し、各テーマの途中成果を確認したり、研究の方向性を議論したりします。高いレベルでの議論が行われます。
素晴らしい成果を導いた大学院生は、学会に学術論文を投稿します。学術論文は審査を経て、学会から価値を認められた研究成果のみが掲載される価値の高いもの。

Dゼミ

研究室には、修士よりもさらに高いレベルでの研究を行う博士課程の院生が所属しています。また、博士課程を終え、学科の助手になったり、非常勤講師や助教といった大学の先生をやりつつ研究を続けているメンバーもいます。
こういったメンバーによるゼミは、文字通り、研究者同士の高いレベルでのディスカッションの場です。後藤研関係のDr以上のメンバーが集まって、専門書籍の輪読をするといったゼミを不定期に実施しています。
また、平澤研究室(元・経営システム工学科)や松嶋研究室(現・応用数理工学科)の門下生が集まって毎週活発に議論を重ねるDゼミもあります。同じ遺伝子を受け継ぐ研究者が年月を越えて交流を深めていくのは、学術界においても大変貴重なことと言えます。


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