ネパール研修プログラム｜担当科目 - 早稲田大学後藤研究室

2017年度ネパール研修プログラム

2017年度のネパール研修プログラムは、2018年3月11日～3月22日の旅程で実施しました。今回の研修プログラムでは、ネパールの交通システムに関する現状と意識調査，ネパールにおける障がい者に対する意識調査，ゴミ処理のシステムに関するフィールド調査を実施しました。加えて，ハテゥダの小学校における環境教育プログラムを設計し，実施しました。 Parsa National Parkでは恵まれた自然環境にも触れ、充実した研修プログラムを終え帰国しました。現地で調査した結果は発表資料としてまとめ、2018年5月20日に国立総合研究大学院大学・葉山キャンパスにて共同シンポジウムを実施し、成果を共有する予定です。

カトマンズにおけるフィールド調査の後のグループ写真

プログラムの協力校であるNational Collegeの学生と共に、Ministry of Transport にてネパールにおける交通網の開発に関する講義を受けたあと、計画開発地区のフィールドに行き、開発予定について話を聞きました。

スケジュール

3月12日: AM: 3/11の深夜羽田空港から出国，バンコク経由でカトマンズ到着．
            PM: ホテルにてNational College学生とのミーティング，ウェルカムカンファレンス
3月13日: AM: National Collegeキャンパスにおけるウェルカムイベント．フィールド調査のためのオリエンテーション．
            PM: Blue Waste to Valueによる講義とHotel Hyattにおけるゴミ処理の現場見学．
                夕刻、モンキーテンプル見学．夜にホテルに戻ってミーティング．
3月14日: AM: Ministry of Transport にてネパールの交通網開発の現状と将来構想について講義を受ける．
            PM: 障がい者に優しいバスを運営するSajha Busを訪問．パタンダルバール広場の近くで調査実施．
3月15日: AM: 早朝に起床し、NC学生共々、Hetaudaへ移動．Everest Panorama Resort or Hotel Shankarで昼食．
            PM: Hetauda のMotel Avocado and Orchid Resortの近くでフィールド調査実施．
3月16日: AM: ゴミ処理，交通システム，障がい者意識に関するフィールド調査．
            PM: Municipality office にてゴミ処理問題に関する講義．コミュニティによるごみ処理システムの見学．
                  夕食後，NC学生へのカスタマージャーニーマップ調査，グループディスカッション
3月17日: AM: セメント工場見学．
            PM: ジープにて国立公園 Parsa National Park ツアー実施． Hazaar Sidi訪問．
                  夕食後，NC学生へのカスタマージャーニーマップ調査，グループディスカッション
3月18日: AM: Kamane Academyにて School Program実施．
            PM: NC学生企画による調査 (Livelihood Analysis of Physical and Human Capitals of Locals) を実施．
                  Cultural evening by NC, Waseda and USH/ pack bags
3月19日: AM: ホテルをチェックアウトし，カトマンズへ移動．
            PM: ホテルチェックイン．ホテル周辺での自由行動．
3月20日: AM: パタンダルバール広場にてフィールド調査．その後，NC学生と自由行動．
            PM: Holy Himalaya Hotel にて Evaluation meeting.
                  Farewell party by NC, Waseda and USH
3月21日: AM: National College学生と別れを惜しみつつ、ホテル出発 → トリビュハン国際空港へ
            PM: タイ・バンコク経由で羽田空港へ（3月22日早朝日本着）